駅員さんの話ではモノレールの駅でエレベーターやエスカレーターが整備されているところは千葉駅など大きなところに限られているそうで、これから整備を進めるそうです。
勝田さんが「政令指定都市になったののだからきちんと整備して欲しいな」とぽつりとつぶやいていました。
モノレールは移動手段としてではなく、乗ってみるというのが目的でした。なのに2つの駅で駅員さんの手を煩わせてしまった訳ですが、「運動公園駅ですぐに引き返したらせっかく下までおろしてくれた駅員さんに申し訳ないよなーー」という事になりました。
結局タクシーを使ってスポーツセンター駅まで戻ることにして電話でタクシーを呼びました。10分もしないでタクシーが到着。特に車椅子の事をお願いしたわけではないのですが、ドアのところに車椅子のマークも付いています。
車椅子のAさんを見て運転手さんがすぐにトランクを開けてくれて車椅子を積み込もうとしたのですが、ちょっとのところで入らない。「おかしいなー。いつもなら入るのですがね」と運転手さんも首をひねっています。
原因は2つ有りました。
1 タクシーは液化ガス燃料を使っているのでトランクに大きなガスボンベが入っています。そのためにクラウンクラスの車でもトランクのスペースは小さくなっています。
2 Aさんの車椅子は介助を前提に作られていないので取っ手が低くなっていますが、折り畳めるようになっていません。そのためにほんの5センチほどの違いでトランクが閉まらなかったのです。
結局私が後部座席でAさんの車椅子を抱えて乗り込むはめに。でも運転手さんも申し訳なさそうにしてくれたし、「車椅子はオーダーメードだから高いのでしょ?」なんてしきりに話しかけてくれました。